8時間労働って、意味あるの?労働時間を半分にして3ヶ月、8時間労働はキツイ
いまの労働時間が自分にとってベストですか?
あたしは4月から労働時間を半分(週20時間)にしたら、8時間労働はキツイ。と実感。8時間労働はしないといけないのか?とおもいました。
自分のベストの労働時間について気付けたので書いていきます。
8時間労働が決まったわけ
調べてみた
だいたい、なぜ8時間労働になったのか気になりませんか?すごい気なって調べたら特集でまとめられてる記事があったので読んでみると、
19世紀のヨーロッパでは10時間、9時間、8時間労働のどれが最も生産性が高いのかという実験が行われていたと言います。
中略
1日8時間にすることで、生産性が上昇するという実験結果が出たのです。
これはいくら機械の働きが大半を占めたとしても、それを扱う労働者の“能力とがんばり”によって生産性が大きく左右されることを意味していました。
一方、日本でもこれらのヨーロッパの労働時間の研究をベースに、独自の労働科学研究は行われていました
中略
これらの研究によって、労働時間を短縮することによって「節制と健康と知力と能率が向上すること」が徐々にわかってきました。その後、長年に渡る時間短縮の実績や、欧米での8時間労働研究のおかげもあって、8時間労働論は世間に広く受け入れていったのです。そして、1919年のILO第1号条約にて、8時間労働が採択されたことによって、世界のスタンダードとなりました。ここ日本でも、1947年に労働基準法が制定されて以来、8時間労働が行われるようになりました。
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特集 人はなぜ、8時間働くのだろう | Trace [トレース]
8時間が平均的に生産性が良かっただけ!
あとは、200年前のほうが労働時間がもっと長かったんですね。10時間が普通だった時代もあったんだ。おそろしい…
結局は100年前に決まったことだった
研究結果を疑うつもりはないけど、決まったのは100年も前なんだということ。
個人で働く場合じゃなくて集団で仕事するときに1番生産性があった結果。
「機械の大半を占めたとしても」に関しても100年前の技術と今の機械の技術くらべたら全くちがう事になるでしょう。
200年前が10時間で、100年前から今までが8時間になって。時代によって変わってきたのがわかる。なるほど!
8時間労働じゃなくてもいいんじゃないか
週20時間労働にしたきっかけ
あたしは4月から労働時間を半分(週20時間)にして3ヶ月が経ちました。そもそものきっかけは、①疲れてすぎて仕事以外の事ができない。②とりあえず収入が半分になっても大丈夫。だったから。
仕事をしながらキャリアアップしようと思って本読んだり、勉強したりしたかったんですが体力がなさすぎるのか、集中力がないのか8時間働いて帰ってくるとそれ以外寝るしか出来なかった。そしたら仕事をセーブしようと、仕事を半分にしました。正社員だと難しいと思いますがあたしはパート契約なので交渉しました。
そして今、実家なのでさほどお金がかからない。1年で100万貯めたし、収入が減ってもとりあえずは生活に困らないと思った。いまのところ困ることはないです。
気づいた自分の働き方
まず、楽。8時間の労働って合ってなかった。いまは保育園で180人分の給食をつくっているんですが、やりがいがあるし楽しい。デスクワークの経験もありますが、どちらかというと料理したり、人に会ったり、動いていた方が好きです。
だから、肉体労働が合ってない訳ではなくて、肉体労働する時間があたしには長すぎた。
8時間労働だったときは、給食つくり終わってからも立ちっぱなしで座るのは休憩時間のみ。それを時間を短くして給食作り終わったら即、帰宅。になったので本当に楽になった。
あとは、職場に居たら毎日同じ人と仕事するのに、人間関係をつくるのにも神経をつかいます。他人に合わせていかないといけない。皆で力を合わせて仕事するのは4,5時間が限界。むしろもっと短くてもいいかも。とはじめて気づきました。
それ以上は一人の時間にしてほしいと思ってしまう。意見交換、協力してやる仕事も好きだけど8時間もやらないといけないのは面倒くさい。
自分だけで考えて、合わせないでやる時間もないと人に合わせることが苦痛になってくる。8時間労働は自分にとってキツイとわかりました。もしくは、このバランスがとれた仕事を探すことが自分には合ってるのかなとわかりました。
自分の性格と身体に合った働き方、自分にベストな労働時間がきっとある。そうおもえてる3ヶ月です。